



宝塚で、娘役のトップスターとして歴代最長の12年にわたり活躍。
退団後は、ミュージカル女優第1位にも選ばれ、見る者を魅了する彼女の1Hセンスとは…?
花總さん
「時間ができたら、バイオリンの練習をしに行きます。
5歳の時から習っていましたね。最初に興味を持った音楽はクラシックで、しかもバイオリンでしたね。」
訪れたのは、音楽スタジオ。
花總さま
「バイオリンは自分で正確な音を探していかなきゃいけないっていう、
押さえれば正確な音が出るわけではない難しい楽器なんですけど、
でもやっぱり弦の温かみのある音色っていうのはすごく好きです。」
バイオリンを弾くと、女優としての大切な心得に気づくと彼女は言います。
花總さま
「舞台でも気持ちというかが伝わってくるからこそ、感動するんだなっていうのは思うので、
バイオリンを弾くにしても、魂を込めて、深みのある素晴らしい音が出てくるんだろうなっていうのは思いますね。
心は技術を超えるものを生み出してくれるんだっていうのを感じさせてくれて、
自分に奮い立たせてくれるものを与えてくれた楽器ですね。」
花總さんの特別な一時間。
それは、バイオリンを奏で、表現の原点を確かめるひととき。