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#137 バンドネオン奏者 三浦一馬 「ショールーム」 2013年6月16日
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16歳でバンドネオンの本場・アルゼンチンに渡り、
現地でデビュー・コンサートを開催。

国際コンクールでも最年少受賞を果たすなど、
若き実力派として活躍する、彼の1Hセンスとは…?

三浦さん
「時間ができたら、都内のショールームに行ってます。
ほんとに大きい家具からパーツに至るまで、
いろいろショールームって置いてあるので、
そういうのを実際に見てますね。」

訪れたのは、住宅のパーツが展示されているショールーム。

三浦さん
「普段生活してたらスッと通り過ぎていくものを、
あえてそこをクローズアップするという…
それこそ同じデザインでも質感が違ったり色が違うだけで、
もう全く別のものに見えるぐらいですよね。
ほんと“奥が深い”っていう感じです。」

パーツのディテールを見ることは、
色々な楽器が集まり、
一つの音楽を奏でることに通じると言います。

三浦さん
「ドアノブとか取っ手って言っても、
象徴的な部分であったり、実用的な部分…
本当に音楽で言うと、それが管だったり弦だったり
いろいろありながらも演奏する上で、
全体を考えるっていうのは、すごい大事なんだなって、
改めて考えさせられます。」

三浦さんの特別な一時間。
それは細部に目を向け、
自分の役割に気づくひととき。

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