男の箱根、女は富士山。大学女子駅伝日本一決定戦
2020年12月30日(水) 朝9時50分からフジテレビ系列で生中継
毎年、沿道から多くの方が富士の麓を駆ける選手たちに声援を送っていますが、
今年は新型コロナウイルスの影響で、直接の応援が出来ません。
だからこそ、1人1人が特別な思いを持って走る女子大生を“SNSを通じて応援しよう!”
ということで「富士山女子駅伝SNS応援団」を結成しました!
応援団長にはゆりやんレトリィバァが就任!
”三代目山の神”として箱根を駆け抜けた青山学院大OB神野大地、去年まで立命館大のエースとして富士の麓を駆け抜けた佐藤成葉、プライベートで記録会に足を運ぶほど駅伝が大好きなNGT48西村菜那子と共に副音声&Twitter・YouTubeライブ配信でランナーを生応援します!
中継VTRのナレーションを担当した
声優の花澤香菜さんから応援メッセージです!
富士山女子駅伝・激闘ダイジェスト
世界遺産・霊峰富士の麓を舞台に繰り広げられた女子大生ランナーたちのタスキの物語。女王・立命館大学の黄金期、新女王・名城大学の躍進、さらには来年の東京オリンピックを駆け抜けるオリンピアンの姿も。笑顔あり、涙あり、過酷も美しい7区間で起きた激闘をふりかえります。
スタートの富士山本宮浅間大社。
富士山と大鳥居が
選手たちを見送る
2013年に「富士山女子駅伝」として産声を上げた大会も今年で8回目。記念すべき第1回大会では、昨年9月マラソングランドチャンピオンシップで2020年東京五輪内定を獲得した鈴木亜由子(当時:名古屋大学4年)が西日本選抜チームで激走。
大学女子駅伝を締めくくる年末の風物詩として定着してきた。
東京五輪内定の鈴木亜由子も駆け抜けた
男子の三大駅伝「出雲・全日本・箱根」のように女子も10月の全日本大学女子駅伝、そして年末の富士山女子駅伝の二大駅伝があり、この富士山女子駅伝は男子でいえば「箱根駅伝」のような位置づけだ。各大学が一年間の総決算として挑み、真の日本一を決める大会、それが富士山女子駅伝。
最終7区『魔の坂』。高低差169mを駆け上がる
スタートは全国1300余りある浅間神社の総本宮、富士宮市にある富士山本宮浅間大社。晴天に恵まれれば大鳥居と富士山の共演が女子大生ランナーたちを華やかに送り出す。そして富士川沿い、田子の浦港、富士山しらす街道など富士の名所を巡りつつ、最終区間には高低差169m、ビル50階分を登りきる『魔の坂』が待ち受けている。また実業団の駅伝を含めて全43.4kmは女子駅伝最長。女子駅伝では類をみない過酷なコース設定となっており、師走の富士路を女子大生たちが駆け巡る。
第1回大会は全18チームが出場した富士山女子駅伝。回を重ねるごとにその出場チームが増え去年は全24チームが参加。まさに百花繚乱の戦国女子駅伝と進化を遂げてきた。
しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全日本選抜と静岡県選抜の出場は見送られることに。真剣勝負の全7区間43.4km。一本のタスキに思いを乗せて全女子大生ランナーたちが富士の頂点へと目指す。
今年、3年連続の二冠を狙うのは愛知の名城大学。10月の全日本大学女子駅伝では、2位と2分51秒差をつける圧倒的な力を見せつけ優勝。チームを引っ張るのは、富士山のエース区間5区で2年連続区間賞獲得、そして今年の日本インカレ10000mで優勝した加世田梨花(4年)黄金時代を築きあげたキャプテンである。
加世田梨花(4年)・髙松智美ムセンビ(3年)・
小林成美(2年)
さらに、’20日本インカレ1500m優勝の髙松智美ムセンビ(3年)や’20日本インカレ10000m2位の小林成美(2年)など去年の二冠を成し遂げたメンバーがさらにパワーアップしている。そんな史上最強メンバーを揃えた名城大学は、2018年に自ら打ち立てた2時間22分50秒の大会記録の更新を狙うと共にチーム初の全区間1位通過の完全優勝に挑む。
鈴木優花(3年)
二大駅伝5大会連続2位の大東文化大学。エースの鈴木優花(3年)は10000m学生日本歴代2位の31分37秒88の記録を持つ。今年9月、足のケガにより合宿に参加できなかったものの、10月の全日本では、6区で新記録を出し区間賞を獲得。彼女が万全の状態で走った時の爆発力は底知れない。
保坂晴子(1年)
そして、全日本で29年ぶりに3位に輝いた日本体育大学。今年入学した新戦力、保坂晴子(1年)が2区区間賞の活躍を見せる。6区間すべてで区間5位以内に入るなど、総合力勝負で挑む。
さらに、全日本で惜しくも18年連続表彰台は逃した立命館大学も黙ってはいない。全国駅伝デビューとなった飛田凜香(2年)は激戦1区で区間賞を獲得。古豪の底力を見せることができるか期待が高まる。各大学のシーズン総決算の走りに目が離せない。
dボタンを押して参加しよう!
※締め切り:2020年12月31日(木)よる11時59分