学生時代はどんな生活を送っていたのでしょうか。
堀池
大学では、幼稚園から始めたサッカーをずっと続けていました。
大学だと、より高いレベルが求められそうですよね。
堀池
練習ではどうすれば試合に出られるかを常に考えながら行い、足りない部分は自主練で補っていましたね。
今の仕事において、その経験はどのように活きていますか?
堀池
自分の弱点をきちんと理解してトレーニングを続けることは、アナウンサーになっても強みになると思います。「継続」はサッカーを通じて学んだ大切なことの一つですね。
学生時代はどんな生活を送っていたのでしょうか。
藤本
私は大学に理系で入学したのですが、3年生からはコミュニケーションの勉強がしたいと思い、文理の枠を問わない健康総合科学科に進みました。
何かきっかけがあったのでしょうか。
藤本
理系の学問は、公式や定理に一人で向き合うものだと思いますが、誰かと話して答えを導き出す分野に魅力を感じるようになったんです。
印象に残っている講義はありますか?
藤本
特に一番好きだったのは、房総半島に行って、いろいろな人にインタビューをするという文化人類学のフィールドワーク。初対面にもかかわらず、みなさんとても良くしてくださって、とにかく楽しかったです。
取材やバラエティ番組などでも役立ちそうな経験ですね。
藤本
そうですね。アナウンサーも話す仕事ですが、この講義から「もっといろいろな人と話したい!」 と意識するきっかけになりました。
責任感が強く、ストイックに打ち込むタイプの堀池アナと、人と話すことが好きで物怖じしない性格の藤本アナ。
さて、そんなふたりはどのような就活を経て、入社に至ったのでしょうか。
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堀池
もしも面接で時事問題を聞かれたら、当時話題になっていた「ベーシックインカム」について話そうと事前に準備はしていたんです。けれども、「ベーシックインカム」という言葉が飛んじゃって……。それで、概要だけ話して「その名前は忘れてしまったんですが、関心があります」と正直に(笑)。変に強がったり、知ったかぶりしたりするよりは、素の状態でいたことが結果としてよかったんじゃないかと思います。
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藤本
私は本当にうまくいかないことばかりで……(笑)。ただ、どれだけ入念に準備していても、予想外のことは起こります。なので、わりとその場の勢いで乗り切るようにしていましたね。
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最終試験前の控え室で堀池アナとも一緒だったんですね。
藤本
そうなんです。最終試験で周りもそわそわしている中、堂々と落ち着いていた姿がすごく印象的で。内定をいただいて会社に行ったら、堀池がいたので感動しましたね(笑)。
堀池
いやいや……内心は最終試験でドキドキしていたんですけど。でも、今から不安になっても仕方ないし、最後だからこそ余計にそういう状態にはなりますよね。
藤本
お互いキャラが違うので、バランスのいい同期だと思います(笑)。
それでは最後に、フジテレビを志望する学生の
皆さんに向けたメッセージをお願いします。
堀池
僕もそうでしたが、就職活動は思うようにいかないことがたくさんあると思います。ただ、同時に学びの場でもあるので、そこを念頭に置いてもらえたらなと。誰しも、学生時代に本気で取り組んだものが必ずあると思っているので、そこから「自分って、こういう人なんだ」というところを見つけて、しっかりとアピールしてほしいです!
藤本
刺激のあるお仕事をたくさんさせていただいているので、入社しても後悔だけはしないと言い切れます。最初のころは、たくさんの先輩がお忙しい中、私の仕事をサポートしてくれました。だから、自分もしっかりと後輩をサポートしたいですね!
順風満帆……とは言い難い二人のエピソード。しかし、アクシデントが起こっても、かえって自分らしさが引き出されるキッカケにもつながります。
就活では、等身大の魅力を発揮することが大事になるのかもしれませんね。